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なんか、スッキリした~『場を支配する「悪の論理」技法』の感想~

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とつげき東北(さん?)の『場を支配する「悪の論理」技法』という本を読んだので考えたことを書きたいと思います。

 

感想は題名にもあるように「スッキリした~」のみ。

 

なんで買ったんだっけ?

正直そこまで売れている本というわけではないのに

なぜ僕はこの本を買ったんでしょう?

 

なんでか忘れたけどTwitterで著者を見かけてフォローしてたら面白そうな題名の本を出すというツイートをしてたので興味がわいてほしくなった、って感じだったかと思います。

 

著者のとつげき東北はT大で非常勤講師をしてた経歴もあるとか。

しかも教えていたのは統計らしい。

 

そんな人が「悪の論理」なんて本を書いた、と。

興味わいちゃいますよ。

 

最初は大学生協の書籍部や最寄り駅の本屋などを探していたのですが、

全然見つからない

 

多分でかい本屋行かないと置いてないんでしょうね。

めんどくさくなってAmazonで買いました。

 

「悪の論理」って?

筆者の定義する悪の論理とは

理屈では間違っているのに、一見正しいとされる論理

です。

 

本の中ではほぼ同じ意味の「悪の名言」とともに多くの例が挙げられています。

ここでも少し紹介すると、

  • 社会に出て通用しない
  • 常識で考えろ
  • 人生を損している

などなど…。

 

主に親に言われて悶々としていましたが、

この本を読んでからはこういうことを言われても

心の内で反論できるようになり(ちっちゃい!)

悶々とすることはなくなりました

 

マジスッキリします。

 

挑戦的なスタイル…

終始挑戦的な文体です。

 

のっけから

「なぜ人を殺してはいけないか、説明できますか?」

といった感じです。

 

説明できますか?明快な理屈で。

僕は出来なかったです。

できる人は読んでも面白くないんじゃないですかね。

 

嫌だったのが、中二病臭いというか

悪魔の辞典調、というか

そういう感じの結びがセクションの終わりとかにちょいちょい出てくるところです。

『我々は嘲笑と侮蔑と憐憫とを彼らに対して与えるための「正当な権利」を手にするに至るわけである』みたいな。

 

まあ慣れるのですが。

文体は内容に関係ないですし。

 

思ったこと

Twitterで成功者であるインフルエンサーが

継続は力。成功するまでやれ!

みたいなことをよく言っています。

 

この、ことわざ「悪の論理」「悪の名言」の一種なんじゃないでしょうか。(一種と言えるものもある、くらいか)

 

ただ、今日まで伝わることわざには伝わっている理由があります。

それは、今まで多くの人がその言葉を身をもって実感してきた、ということです。

 

しかし、何人の人がその言葉に共感を示し何人が共感しなかったっか、みたいなデータはありません

でも多分多いんだろうな、半分以上かな。みたいな…。

 

そんなの信用できません

ということで結局、現在ことわざが使われているときには

  • どんな人が
  • 何人

言っているか、ということがそのことわざの妥当性を担保します。

 

僕は、

それなりに多くの額を稼いでるインフルエンサーの多くが

口をそろえて「継続は力」と言っているのを聞いて、

「ああ、継続は力なんだなあ」

と思うわけです。

 

決してそのことわざ自体を信じているわけではないのです。

 

 

ことわざ自体を論拠にしているような主張はブロック推奨です!!

 

もう一つ、思ったこと

「人を殺してはいけない」

なんとなくそう思います。

 

でも、なんでそう思うのか、なぜ殺してはいけないのかが明確になると

人を殺してもいい状況や

人を殺してもいいと思える状況が導かれます。

 

いったんそれが分かると、

最初になんとなく思っていた

「人を殺してはいけない」

という感情で結論を否定することができません(自分の心の中での話、論理的にも感情的にも)

 

上手く説明できませんでしたが、

 

感情で論理は曲がらないが

論理は感情に作用する

 

ということを実感した、ということが言いたかった…。

 

おしまい。

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