大ベストセラー、嫌われる勇気。
「自己啓発の源流」なんて言われるアドラー心理学を日本に広く広めるきっかけとなった本です。
「源流」の呼び名に恥じず、そのへんの雑魚自己啓発書に書いてあることはすべてこの本のパクリだと思えるほどの内容です。
本書でも述べられているように、劇薬のような思想ですが行うは難し。
読んだことなければ是非読んでみてほしいのですが、今回は内容の話ではありません。
先日、マコなり社長が動画内でおすすめ本として「嫌われる勇気」とその続編の「幸せになる勇気」をあげていました。
続編は読んだことなかったので是非読んでみたいと思いAmazonに飛ぶと
Audible(Amazonのオーディオブック)版があり、30日間の無料体験キャンペーン中 とのこと。
しかも、過去に無料体験を受けたことがあっても再度無料体験可能、と。
無料ならオーディオブックで良いかと思い、無料体験を開始し、早速「幸せになる勇気」を聞いてみることに。
「嫌われる勇気」を読んだ方なら分かると思いますが、同書は大学の教授(哲人)と青年の対話で構成されています。
この青年のセリフがいちいち芝居がかっていて(厨二病っぽくて)面白い。
例えば
先生、あなたの議論は人間を孤立へと追いやり、対立へと導く、唾棄(だき)すべき危険思想だ! 不信感と猜疑心をいたずらに掻き立てるだけの、悪魔的教唆(きょうさ)だ!
ラノベばりの小難しい語彙ですね。好きです。
おやおや、これは議論が危なっかしくなってきましたよ? 見事に墓穴を掘ってしまいましたね。
こいつは大学の教授をなんだと思っているのか?
ええい、このサディストめ!!
論破されると大体キレてこの返し。この一連の流れ、芸術的。
こんな感じの面白いセリフで対話がなされているのですが、セリフの細部などはじっくり本を読んでいないと読み飛ばしてしまいがちです。
なぜなら、その本のエッセンスを一刻もはやく吸収したいから。
しかし、オーディオブックだとこの面白いセリフをすべて感情豊かに読み上げてくれるのです。
Audibleではしっかり哲人役と青年役の2名のナレーターが出てきて実際に会話を繰り広げてくれます。
「幸せになる勇気」は「嫌われる勇気」から3年後、青年が転職して学校の先生になったがアドラーの教えは実践上、全く役に立たたないと哲人にイチャモンをつけに来る、という設定です。
3年経っても、学校の先生になっても青年の語彙は変わらず愛らしい。
是非音声版で楽しんでいただきたいです。
内容抜きにしてもおもしろい。
「幸せになる勇気」をオーディオブックで聞いた後、「嫌われる勇気」の内容も確認したくなってそちらもAudibleで聞きました。
無料体験期間中、返品を繰り返すことで数冊無料で聞くことができます(2018年末時点では9冊でした)。
詳しいやり方は以下から。